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sasounami

Author:sasounami
サークル名「ひつじ座」としてコミティア(東京開催)に、
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はやせ淳先生編集・中西章文さん著『夢の途中』

夢の途中

昨年、ツイッターで話題になったので覚えておられる方も多いと思います。
『駅弁ひとり旅』でおなじみの、はやせ淳先生が、
アシスタントだった故・中西章文さんの遺作集を刊行したいと考えられ、
ご遺族の連絡先をどなたかご存知ないだろうか…と呼び掛けられました。
そのツイートは数多くのRTで拡散され、地方新聞にも掲載。
ついにご遺族との連絡が取れた!との感動的な話題でした。

そして刊行された中西さんの作品集が『夢の途中』。
青林工藝舎さんのツイートを転載しますと、
【80年代初頭「ガロ」に入選し90年まで作品を描き続けるも、
99年胃ガンで死去された中西章文氏の作品集『夢の途中』が、
師匠・はやせ淳氏の手により出版の運びとなりました! 
お求めはこちらから。◎マンガジャパン http://bit.ly/2kChA1c  】

遅ればせながら私も通販をお願いしたところ、
はやせ先生からすぐに送っていただきました。
電子では540円ですが、サンプル画像を拝見し、
これは紙の本で手元に置いておきたいと思ったのです。

いや・・これは・・・面白い!
最初に読んだのは『ベラスケスの視線』。
まさかこんな展開になるとは…!
読み始めた時には思いもしなかった驚きで、ぐいぐい引き込まれて読みました。
わずか15ページの短編ですが、ベラスケスの名画を使ったこのアイディアを
例えば美内先生に描いてもらったら(笑)、
もんのすごく怖い長編ホラーになりそうだなあ〜。

でも中西さんの作風ではそうはならない。
中西さん独特の空気感があるのだ、とわかってきます。

描かれた時期はバブルの時期ですが、その時代、誰もがお洒落な部屋に住み
誰でも皆が六本木でブイブイ言わせてたわけでは、決してない。
本当は大多数はこんな暮らしをしていたであろう、リアルな室内、街並み・・・
それらの現実的な生活感の中で、意表をつく出来事が起こり、
突然のギャグが差し込まれる・・・そういった短編集でした。
(全部の短編がそういう内容というわけではありませんが)

正直、人物の描き方は好みが分かれると思いますが、
大変画力のあるかたです。

巻末には、アシスタント仲間の方々や、ご兄弟の方々、そして
はやせ先生の追悼文があり、ちょっと泣きました。

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