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sasounami

Author:sasounami
サークル名「ひつじ座」としてコミティア(東京開催)に、
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高野文子さんの名作『黄色い本』の切貼りについて

昨日のブログでは説明不足だったかな、と。

漫画家さんが、完成した自分の原稿を眺め、
「あ、ここは折角描いたけど…切貼りして描き直そう」
と思うことは、そんなに珍しいことではないんですよ。
大友克洋さんが『アキラ』の単行本化作業で切貼りしていて
あるコマを惜しげもなくゴミ箱に捨てていたのを目撃したことがあります。
(ううう、ゴミ箱から拾いたかったよお・・・)

『黄色い本』の切貼りはそういう普通の切貼りじゃないんです。
一旦完成させた原稿をコマごとに切り離し、パズルのように組み替えて
継ぎ接ぎした・・・ように見えました。
例えばもともとは一番下段の左端にあったコマを、一番上段に持ってきて貼ってある。
中段にあるこのコマは、元は下段の真ん中にあったコマ・・・
(なぜ元のコマの位置がわかるかといえば、水色のガイドラインで、ね)

こんな切貼りの仕方では、どこをどう組み合わせるか考えるのに、すごい時間がかかるよなあ〜
実際あの作品は、ものすごい時間をかけて完成させたんですよね。
当時の担当編集さんが「すごく待たされたけど、待たされた甲斐があった」と
述懐されていたのも聞いています。

コマ運びのリズムを何度も考え直し、やり直し、その結果があのパズルのような切貼りだったのかな。
と、私は想像するのですが、昨日書いた通り、高野さんご自身は理由は記憶にない、と。
「なぜそんなにこだわっていたのか、若かったせいなのか、今はやらない。」
と、おっしゃっていたのでした。

確かに高野さんの作品は、年を重ねるごとにどんどんどんどん、
迷いのない、無我の境地(?)みたいなところに、のぼって行ってるような・・・
そんな気がしないでもないです。





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